MWSアウターバレル by ORGA AIRSOFT
東京マルイM4ガスブロに対応したアウターバレル各種サイズをリリース!
東京マルイのM4ガスブローバックライフル「M4A1 MWS」「CQBR ブロック1」「M4A1 カービン」に対応したアウターバレルをORGA AIRSOFTからリリース。純正ではミリタリー仕様となる東京マルイガスブロのアウターバレルを、三角サイトのピン溝などが無く各種ハンドガードサイズに対応した民間仕様に変更できる。
完全国内生産で精度や耐久性を高水準に高めたアウターバレルなので、MWSの性能の高さをキープしつつ自分好みのスタイルにカスタムすることが可能となる。
アウターバレルのデザインは、近年のAR-15シビリアンモデル(民間仕様)でスタンダードとなっている中間部分を細く絞りつつガスブロックから先が太くなったタイプ。BCMやDD(ダニエルディフェンス)、NOVESKE(ノベスキー)やTROY(トロイ)などのAR-15によく見られるアウターバレル形状だ。
素材には6061アルミ合金を使用し高強度と軽量さを併せ持つ。表面はショットブラスト処理にアルマイト加工を施し、梨地の表面にブラックの被膜がガッチリと食い込んだマットでリアルな仕上がりとなっている。
スタンダードなバレル基部形状で設計しているため、マルイ純正アウターバレルと違ってバレルガイドなしでもサードパーティー製のバレルナットが装着可能。ハイダーにはメスネジを切ってあり、逆ネジ(CCW)のハイダーアタッチメントが標準で付属。別売りで正ネジ(CW)に対応したアタッチメントもあるので、様々なトイガン用フラッシュハイダーやサイレンサーに対応している。
スペック
MWSアウターバレルは下記の5タイプのレングスを展開。重量や対応インナーバレルは以下の通り。
バレルモデル | 重量 | 対応インナーバレル | スタイル例 |
14.5インチ | 222g | ORGA LEX05バレル 内径6.05mm マルイ M4MWS用 371mm(14.5inch) |
民間カービン |
12.5インチ | 186g | 309mm | 民間カービン SBR(ショートバレルライフル) |
11.5インチ | 171g | 284mm | LE系(特にSWATなど) SBR(ショートバレルライフル) |
10.5インチ | 158g | ORGA LEX05バレル 内径6.05mm マルイ M4MWS用 250mm(10.5inch) |
CQB-Rスタイル PDW(パーソナルディフェンスウェポン) |
7.5インチ | 135g | 190mm | PDW(パーソナルディフェンスウェポン) PCC(ピストルキャリバーカービン ARピストル |
・6061アルミ合金 CNC成形
・ショットブラスト下地処理
・アルマイト処理
・ハイダーアタッチメントによる逆ネジ・正ネジ(別売り)両対応
※東京マルイM4ガスブロの純正アウターバレルが特殊形状となっているため、マルイの純正バレルナットは使用不可。
バレルの長さとハンドガードの長さの表記の差異について
アウターバレルのカスタムをする場合、やはりメインとなってくるのはどのようなハンドガードを合わせるかというポイントだろう。その際気を付けたいのはアウターバレルの長さとハンドガードの長さに差があるという点だ。
アウターバレルの長さはハイダー側のネジやバレル基部を含む表記される。ただし、〇〇インチという表現は実銃バレルだった場合に準じた呼び方であり、トイガン用アウターバレルでは基部の形状が異なるため名称=長さとはなっていない。(アッパーレシーバーに組込んだ際にレシーバーから延びている部分の長さは同じ)
それに対し、ハンドガードは本体そのものの長さ表記になるためアウターバレルと同じ長さ表記のものを組み込むとハイダーはハンドガード内の奥まった位置にきてしまうので注意が必要だ。
そこで、アウターバレルのインチ数表記に対し、アウターバレル先端(この場合はフラッシュハイダーとの境目まで)はどれくらいの長さになるのか表にまとめてみた。この数値をハンドガードの長さを選ぶ参考として欲しい。
バレルモデル | (A)MWSアウターバレル ハイダーネジ先端から基部後端:製品全長 |
(B)アッパーレシーバー先端から ハイダーの付け根 |
14.5インチ | 370mm | 355mm |
12.5インチ | 315mm | 295mm |
11.5インチ | 290mm | 270mm |
10.5インチ | 264mm | 244mm |
7.5インチ | 195mm | 175mm |
※数値はORGA MWSアウターバレルで計測した参考値となります。アッパーレシーバーの状態やシムを挟む枚数、バレルナットの違いなどで誤差が生じますのでご了承ください。
このように、アウターバレル名称「〇〇インチ」=(A)製品の全長ではない。アウターバレル名称はあくまで「実銃だったら〇〇インチに相当する」というパーツ名称と考えると良い。
また、バレルナットで固定されるアウターバレルの根本は、アッパーレシーバーのネジの分前進しているので、単純にアウターバレルの根本からバレル先端の長さ=アッパーからの長さとはならないので注意が必要だ。下記の様に算出することを覚えておいて頂きたい。
実際にアッパーレシーバーに組込んだ場合、(B)レシーバー先端部からフラッシュハイダーとの境界までの長さは、アウターバレル名称のインチをmm表記に変換した数値から約15~20mm程度短くなることを目安として覚えておくとよいだろう。
例えば7.5インチの場合
7.5 × 25.4 - 15 ≒ 175mm
となる。一般的なバレルレングスのアッパーからの長さは上記の表の(B)を都度確認してもらえらばOKだ。
アウターバレルとハンドガードのインチ表記と実際に組まれたときの見た目の例を挙げておこう。
BAG556 LW
アウターバレル:14.5インチ
ハンドガード:12.4インチ FORTIS SWITCH556
BAG556 SBR
アウターバレル:7.5インチ
ハンドガード:6.7インチ FORTIS SWITCH556
【実銃】L4 Patrol
バレル:14.5インチ
ハンドガード:13インチ GEISSELE MK13
【実銃】NOVESKE Gen4 N4-PDW
バレル:10.5インチ
ハンドガード:9インチ NHR-9 Keymod
ハンドガードから少しバレルが飛び出す一般的なスタイルを再現する場合は、アウターバレルより1.5インチ程度短いハンドガードを選ぶとちょうど良い。また、バレル先端をハンドガードと面一にするなら0.8インチ程度短くするとピッタリを狙える。
上記の表の数値を参考に購入するハンドガードの長さを検討してみて欲しい。